2024年の七五三は何歳が対象?お参りはいつからいつまで?

七五三2024お参り いつまで

みなさん、ご自分が幼いころに、七五三のお参りに連れて行ってもらったことを覚えていますか?
きれいな着物やかっこいい袴を着させてもらって、家族とともに神社にお参りをして、きれいな紅白の千歳飴をもらって…細かい記憶は朧げであっても、ウキウキしたあの気持ちは忘れていません

時は流れ、今ではもうすっかり大人。中には、すでにお子さんが生まれているという方もいるでしょう。
そう、今度はあなたがお子さんを七五三に連れていく番になったのです。

でも、よくよく考えてみると、七五三のことをよくわかっていない自分に気づいたりしませんか?
ウキウキしたあの気持ちは覚えていても、七五三とはどういうものなのかはよくわからないという方も多いことでしょう。

今度はあなたがお子さんを七五三に連れていく番になったのです。

「七五三って、何歳でお参りするの?」
「いつからいつまでにお参りすればよいの?」

まずはこれがはっきりしないと、七五三の準備ができませんよね。

衣装のレンタルだって写真撮影の予約だって、いつやるかわからないものについては準備なんてできませんからね。

というわけで今回は、七五三のお参りをする年齢や時期についてお話しを進めていきます。
2024年の七五三は、何歳でお参りすればよいのでしょうか?
そして、いつからいつまでにお参りするとよいのでしょうか?



 

気になる七五三の「時期」

七五三は、小さなお子さんが無事に成長してきたことを祝って、そして今後の健康な成長を願って行われます。

では、そのお参りを行う年齢は何歳なのでしょうか?
年齢にも、ちゃんと意味があるんですよ。また、2024年は何年生まれの子供たちが対象なのでしょうか?
さらに、お参りはいつ行けばよいのでしょうか?
実は正式なお参りの日は決まっているんです。

でも現実的には、ある程度幅をもたせた時期の間に行われるのが一般的です。その時期はだいたいいつからいつまでになるのでしょうか?
それでは、お話しを進めましょう。

 

七五三の由来は?

七五三の由来には諸説ありますが、その始まりは平安時代までさかのぼるという説が有力です。
今のように衛生状態が良くなかった当時の日本では、子供の死亡率が高く、子供たちは7歳まではとにかく大切に育てられたといいます。

そして、節目ごとに健康な成長を願った儀式を行うようになったのです。

当時は男の子も女の子も、3歳までは髪の毛をそる風習がありました。
それが終わる3歳には、「髪置(かみおき)」という儀式で健康を願いました。

さらに、5歳になった男の子は袴を着始めていました。
その節目に、「袴着(はかまぎ)」という儀式で男の子の健康を願いました。

また、女の子は7歳になると大人と同じ幅の帯を使うようになっていました。
その節目に「帯解(おびとき)」という儀式で女の子の健康を願いました。

この3つの儀式が、七五三の始まりとされています。

七五三の由来は?

 

 

お参りするのは何歳の時?

平安時代の3つの儀式が由来となり、
男の子→3歳と5歳
女の子→3歳と7歳

この年齢で、七五三のお参りをするようになっていきました。

ただ、これは数え年での話です。

数え年とは…生まれた瞬間から1歳、最初に迎える元日で2歳、
以降毎年元日に年齢を重ねていくという年齢の数え方です。

つまり、今のような満年齢で言うと、
男の子→2歳と4歳
女の子→2歳と6歳

この年齢でお参りをするのが正式なんです。
つまり、七五三ではあるけれど、実際にお参りをする年齢は2歳と4歳と6歳なんです。

男の子→3歳と5歳 女の子→3歳と7歳

でも最近では、満年齢の3歳、5歳、7歳までお参りに行くのを待つ家庭も増えています。

2歳の年の七五三では、体力的に厳しい場合もありますよね。
また、地域によっては満年齢を優先しているところもあります。

そんな時は、3歳と5歳と7歳のお参りも、決して悪いことではありませんよ。

 

 

じゃあ2024年は、何年生まれの子が対象?

では、何年生まれの子供たちが、2024年の七五三の対象になるのでしょうか?

数え年でいけば、

男の子
2022(令和4)年
2020(令和2)年

女の子
2022(令和4)年
2018(平成30)年

この年に生まれた子供たちが対象です。

また、満年齢でいく場合は、

男の子
2021(令和3)年
2019(平成31/令和元年)年

女の子
2021(令和3)年
2017(平成29)年

この年に生まれた子供たちが対象になります。
参考にしてみてくださいね。



 

七五三の正式なお参りの日と現実的な時期とは?

七五三のお参りは、11月15日に行うのが正式とされています。

旧暦の11月15日は、秋の収穫に感謝をする日でした。
さらに、15日は鬼宿日(鬼が出歩かない日)とされ、何をするにも縁起の良い日とされていました。

そんなことから11月15日には、収穫への感謝とともに、子供の成長に感謝し今後の健康を祈るようになったのです。

明治時代以降は旧暦から新暦に変わりましたが、11月15日に七五三のお参りをする風習は残りました。

七五三のお参りは、11月15日に行うのが正式とされています。

ただし、現代ではきっちりと11月15日にお参りをするのは、なかなか難しいことでもありますよね。

2024年の11月15日は水曜日です。
平日ですから、仕事を休めないという方も多いでしょう。

そんなことから現代では、10月から11月までの間の都合の良い日にお参りをするのが一般的なんです!

それに、2024年の11月15日は六曜の赤口になります。
一般認識として、赤口は仏滅につぐ凶日でお祝い事には不向きな日取りです。大切なお参りをするのは良いとは言えません。
ただし、11時~13時の間は吉とされています。

 

 

10月と11月以外のお参りはNGなの?

そうはいっても、なかなか10月や11月に都合がつけられないなら、それ以外の時期のお参りではダメなのでしょうか?

答えは、OKなんです。
実は、現代ではもうお参りの時期に決まりはなくて、一年中いつでも大丈夫なんです。

とはいっても、七五三のお参りはやっぱり秋が一般的。
春先や真夏に七五三のお参りに行く子が歩いていたら…なんだか滑稽な気がしませんか?

現代ではもうお参りの時期に決まりはなくて一年中いつでも大丈夫なんです。

しかも、夏は非常に暑いですから、着物や袴で歩くのはかなり辛いはずです。
9月後半まではお参りは避けた方がよいでしょう。

また、12月も新年の準備や忘年会などで何かと忙しい時期ですから、遅くとも12月前半までに済ませた方がよいです。

というわけで、一般的な10月から11月までの時期から外れるとしても、9月後半、もしくは12月前半くらいにしておくのがおすすめです。
今年お参りの対象になる方も、時期には気をつけましょう。

 

 

七五三お参りいつまでマトメ

いかがだったでしょうか?

七五三のお参りをする年齢、さらに2024年は何年生まれの子供たちが対象なのか、そしていつからいつまでの間にお参りをするのがよいのか、そんなお話を進めてきました。
参考にしていただけたでしょうか?

七五三のお参りは、やっぱりお子さんの健やかな成長を願うことが一番の目的ですよね。
と同時に、お子さんにとっては晴れの日でもあります。
大切な日ですから、準備は万端にしておきたいものです。

そのためにも、お参りの年齢や時期は正確に把握しておきましょう。

かつてのあなたがそうだったように、お子さんもきっと七五三にはウキウキするはずです。
素敵な七五三の思い出を、一緒につくってあげられるといいですね!

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