さっぽろ雪まつり2024いつからいつまで?日程や見どころ!
冬の北海道を代表するイベントと言えば、やっぱり、さっぽろ雪まつりですよね。
例年通り、2024年も開催が予定されています。
2024年は第74回を飾り冬の風物詩としてはお馴染みの祭典です。
例年以上の雪像・氷像が登場するのではないでしょうか?ワクワクしてきますね^^
開催されるのは2月と、北海道でも最も寒さが厳しい時期ですが、その凛とした、澄みきった空気の中であるからこそ、雪や氷がより一層光り輝いて見えるんです!
札幌では、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツも楽しめますが、雪質などがとてもいい状態の時期なので、これらを満喫しながら、さっぽろ雪まつりも観賞する!
そんなプランもいいのではないでしょうか。もちろん観光のみでも十分楽しむことができますよ。
そこで、今回は、2024年のさっぽろ雪まつりはいつからいつまでか、開催日程や見どころなどについてご紹介します。
今年、実は札幌の雪まつりに行ってきました^^なので、その時の感想を写真も交えながらお伝えしていきます。
2024年のご参考にしてください。
さっぽろ雪まつりとは
北海道札幌市内の大通公園をはじめとする複数の会場で、毎年2月上旬に開催される北海道最大規模の雪と氷の祭典です。
日本国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れる程の人気で、来場者数は200万人をゆうに超えます。
また、雪まつりといえば、大通公園に毎年造られる大雪像が頭に浮かぶ方が多いと思いますが、会場は3か所に分かれています。
大通会場では1.5kmにも及ぶ広大な大通公園に、雪と氷を使った、約200基の巨大な雪像や氷像が並ぶとともに、夜にはライトアップやステージでのイベントなどが開催されます。
すすきの会場は「氷を楽しむ」をテーマに、大・中の氷彫刻や氷彫刻コンクール作品などの展示と氷像に触れるふれあい広場。
つどーむ会場は巨大な雪と氷の滑り台やスノーラフトなど、子供から大人までが楽しめる展示が中心、といったようにそれぞれの会場でコンセプトが違う展示や催しが行われます。
さっぽろ雪まつり2024日程や場所など
開催場所
大通会場:大通公園 西1丁目~西12丁目
すすきの会場(すすきのアイスワールド2024):
南4条通りから南6条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道
つどーむ会場:
札幌市スポーツ交流施設コミュニティドーム 札幌市東区栄町885番地1
開催日程・時間
大通り会場&すすきの会場:
2024年2月3日(土)~2月11日(日) / 開場は24時間←予想です
(ただしライトアップは22:00まで)
つどーむ会場:
2024年1月31日(水)~2月11日(日) / 9:00~17:00
料金:全会場無料です^^
交通アクセス
会場内に一般車両用の駐車場はありませんので、公共交通機関かシャトルバスでご来場ください。
<大通会場>
札幌地下鉄(南北線・東西線・東豊線)大通駅 下車、27番出口から出ると1丁目開場目の前です。
<すすきの会場>
札幌地下鉄(南北線)すすきの駅 下車
<つどーむ会場>
札幌地下鉄(東豊線)栄町駅下車、2番出口から徒歩約15分(雪まつり開催時は栄町駅から会場までシャトルバス運行予定)
つどーむ会場は離れているので無理ですが、大通り会場とすすきの会場は1駅分なので歩いて移動が出来ます。
地上が寒ければ、地下街ポールタウンを通るのが便利です。
地下街ポールタウンガイド
さっぽろ雪まつりの見どころ
雪まつりといえばこれ!大通会場の大雪像
私もこれが一番の楽しみでした^^
ですので、ここでは大通会場の見所・オススメ、それと注意点について自分の体験を元にお話ししますね。
圧倒的な迫力の大雪像
会場には、氷像も含めると、200体もの雪像がありますので、どれを見ればいいのか悩んでしまいそうですが、やはり、さっぽろ雪まつりといえば、大雪像は外せません!
さっぽろ雪まつりのメインであり、シンボル的存在です。
5基ある大雪像を、陸上自衛隊部隊・第11旅団と札幌市民を中心とするボランティアが各2~3基づつ手分けして作っています。
以前、一番人気だったのはFF14「白銀の決戦」でした。
その迫力とクオリティは間近でみましたがかなりのものでしたよ。
更に大雪像、昼間と夜間では印象が全く違います。
日中は太陽の元、白1色の巨大な雪像の細部まで精巧に作りこまれた様子、陽にあたりキラキラ輝いてた感じも良いのですが、ライトアップされ色を与えると幻想的な姿に変わります。
昨年、3年ぶりの開催では5つの大雪像にプロジェクションマッピングが施されていました。以下はJRA札幌競馬場の大雪像です。
ただ、筆者的には以前みた奈良・薬師寺 大講堂のプロジェクションマッピングの方が好きです。
マッピングされる前はブルーのライトアップだけでしたので、そのギャップも相まって、艶やかで凝った演出には息をのんでしまいました。
見ごたえがありますし、マッピング技術としても相当高いレベルになるんじゃないかな…?
以前は、こちらのプロジェクションマッピングが終わって、10分ぐらい後にFF14が始まるスケジュールなっていました。(私が行っていた時)
お互いの会場は隣合わせだったのですが、こちらから場所からは入場できず、ぐるっと半周回る感じになりました。(終わったらスグ次の会場に向かうと丁度良かった)
手塚治虫生誕90周年が記念された「オールスターズ」も大雪像に!鉄腕アトムを中心に手塚先生が生んだ人気キャラが一同に会した作品。
人気を集めていた雪像でしたが筆者的にはちょっとクオリティに・・・特にサファイアは帽子がなければチョット分かり難くいぐらい^^;
幽玄的で美しい大氷像
もう一つの見どころは、大氷像です。氷ならでは輝きは幻想的でファンタジーな空間を創り出しています。
日中の綺麗さで言えば、雪像より氷像の方が各段上ですね。エルサの氷の城を彷彿させるようなステキな建物。
これだけのもどうやって作ったのだろう…と思っていたら、
暫く進んだ通り沿いでその説明のある看板を見つけました。
う~ん、寧ろ2週間ほどで完成したことに驚きですね。
こちらの氷像も透明度が高くキレイでしたね^^
トレンドに乗った中小のオブジェ
中型や小型(3m~4m)の雪像は自治体による作品が多いのですが、その年のトレンドが反映されていてユニークなオブジェに出会えます。
雪像との距離も近く、こっちの方がインスタ映えする…という声も多いですよ^^
数年前からブームに火がついているゴールデンカムイ、2頭身キャラでかわいいかったです。私も好きで読んでいますが、北海道ではこの人気に乗った感を各地で感じました^^;
昨年はSPY×FAMILYの漫画/アニメが大人気となったことからアーニャ雪像が注目されていました。旭川冬まつりでもSPY×FAMILYをモチーフにしたものがありましたよ。
となると、2024年は…キングダム、外科医エリーゼ、シャーマンキングFLOWERS、映画からスパイダーマンやリトル・マーメイドではないでしょうか。また、自治体では毎年上映されるコナンくん、ドエモンなど方が作りやすいキャラクターかも知れませんね。
筆者としては、大雪像でスーパーマリオブラザーズ、大氷像では、マッチングが良さそうなリトル・マーメイドを見てみたいです。
雪まつりの裏方
作成された雪像・氷像は開催期間中メンテナンスも必要になります。
雪が降るとオブジェを覆ってしまい形が崩れしてしまいますし、積もった雪がへんに凍ってしまっては、せっかくのデザインが台無しになります。
「雪が多くなってきましたね^^;」
その為、キレイな状態を保つにはメンテナンスも大切です!
見どころではなく食いどころ…^^;
本通会場の出店は非常に充実しております。
また、北海道ならでは、スペシャルな屋台も軒を並べています。
「まつりは屋台も楽しみ^^」という方は、是非お試しください。
ただし、お値段は安くありません。
お腹がすいたけど安くおさえたい方は、通り向こうにコンビニがあります^^;
また、お土産用の出店もたくさんありましたね。
筆者はペンギンの被り物(イヤーマフ帽子)とボールペンを買いました。
こちらでしか買えないキャラグッズも多いと思います。
北海道応援キャラ「雪ミク」関連のグッズも色々あります。
さっぽろテレビ塔から大通会場を見てみよう
地下鉄大通駅を出てすぐのところにある、大通公園のシンボルともいえる、さっぽろテレビ塔。
展望台は有料になりますが^^;
(大人:720円 高校生:600円 中学生:400円 小人:300円)
ここから一望する雪化粧された街並み、雪まつり会場の雪像の数々、
道路のイルミネーション…冬の札幌の最高の景色を見る事ができます。
テレビ棟内にはエレベーターと階段があり、筆者が行った時はエレベーターが込み合っていたので階段を上ったのですが、どう間違ったのか?展望台に出れず、結局戻り降りて、エレベーターを使いました^^;
そこまで高い場所ではありませんが、ライトアップされた会場を一望するにはちょうど良い高さでした。
他の会場の見どころも少し
ユニークな氷像が楽しめるすすきの会場
すすきのといえば、北海道最大の歓楽街として有名ですが、すすきの会場の見どころは、夜のきらびやかなネオンに妖艶に照らされた、氷漬けの蟹や、氷像コンテスト参加作品などの幻想的な姿です。
半透明の氷の像がライトアップされる様は本当にきれいです。
また大通会場が「見る雪像」なのに対して、こちらには触れる・遊べる氷像があり、なんと、乗れる氷像があるのです!
美しい氷像に跨り、すすきのの街を背景に記念撮影した写真をSNSなどに投稿して、「札幌に旅行に来たよ~!!」アピールしてみてはいかがでしょう。
飲食店がたくさんあるので、寒くなってきても、直ぐに居酒屋などに入ることができるのも嬉しいです^^
大人も思わず童心にかえる、つどーむ会場のチューブスライダー
つどーむ会場は屋内・屋外ともに体を使って遊べる展示が中心ですが、特に人気で楽しいのは、高さ約10メートル、長さ約100メートルの雪の滑り台を、タイヤチューブに乗って滑走する人気のアトラクション、チューブスライダー。
重心の取り方によってチューブの向きが変わるので、あなたの操縦技術が試されます!
出典:ZEKKEI Japan
頂上まで上ると、その高さが分かります。子供よりも、むしろ大人の方が目線が高い分、迫力とスリルを体感できます^^;
親子はもちろん、友達やカップルでなどなどと一緒に、是非体験していただきたいと思います。
他にも、スノーモービルで繋がれたラフティングボートで、雪原を滑りぬけるスノークラフトなどもあります。
雪国ならではの遊びを楽しむことができますよ^^
雪まつり2024を楽しむ上での注意点
見物時のすべり止め対策
これは特に若い女性の場合になると思うのですが、ブーツでもファッション性が重視されたものは結構滑りやすいようで筆者が見学中もそんな光景を何度か目にしています。
しかし、こうした事は札幌市内ではこの時期日常茶飯事のことなのか、町のあちらこちらにこんなものが設置されています。
これは、無料で利用できるスベリ止め材のスタンドで、これを巻きながら歩くと滑り防止になります。
ちょっと「危ないなー」と感じたら、コケる前に利用しましょう^^;後ろを歩く方も楽になり人助けも兼ねます。
雪まつり会場の喫煙マナー
それともう一つの注意点としまして「会場は禁煙」です!
ステキなオブジェの周りに吸い殻があったら台無しですからね。
でも大通公園を雪まつりを1周見学しながら気に入ったポイントで撮影もしていくと、早くても2時間、少しゆっくり目で3時間ぐらいの所要時間になります。
なので喫煙者にはちょっとキツイと思います。
なので、会場には幾つかの喫煙場所が設けられています。おタバコを吸われる方はそちらを利用しましょう。
喫煙場所は、カラオケBOXの様な小さなものあれば、氷の外壁に囲まれた、なんか素敵なスモーキングルームもあります。こちらは広く、暖もとれるのでオススメなんでが…
タバコを吸っていますと、「すーっと」アイコスの綺麗なお姉さん(コンパニオン)が近寄ってきて軽く営業されます^^;
ちなみにiQOSは雪まつり会場でOKということになっていますが、雪の中や遠目では誤解されてしまう場合もあるかも知れません。
会場にはアイコス専用の喫煙ブースもありますので、そちらを利用した方が無難です。
スマホの充電対策も考慮しましょう
筆者iPoneXを使っていまして、普段1日でバッテーリーが切れるなんて事はまずありません。なので、予備のバッテリーを用意していませんでした。
しかし、会場で色々と撮影していましたら、バッテリー切れに…
会場内に充電場所はなく、結局、先のコンビニで乾電池式のものを購入2500円しました。(アマゾンなら1000円しません。)
それでも私の場合は運良く在庫があって良かったみたいなんです。
なので、最初からある程度撮影目的もあって来場されるなら、こうしたアイテムで電池切れの際の充電対策をしておきましょう。
iPhoneXのバッテリーはiPhone8 Plusより大きな2,716mAhの容量がありますが、こちらなら10000mAh(4倍分)もあって、2000円ほど私がやむなく購入した乾電池式と違い再充電も可能です。
あるいは一番の注意点になるかも…
この時期の新千歳空港では、欠航も決して珍しい話ではありません。
筆者も帰りに欠航が危ぶまれました。
なので、旅行プランを考える時に、最低でも1日の猶予はみておきましょう。
帰ってきた翌日に仕事…というのはちょっとリスキーかも知れません。
サラリーマンの方は、旅行に合わせて年休などを利用していると思いますが、年休明けに都合で休みというのは、心証に良くないですよね。
欠航にならないにしても普段以上に歩いていますから、戻って興奮がされめれば疲れも表に出てきます。
その辺の事も考えた上でプラン設計をしてください。
さっぽろ雪まつりとはこの時期、雪まつり以外も北海道は見所満載!!
筆者自身、北海道旅行は札幌雪まつりがメイン!そして雪像・氷像の迫力・クオリティーは感動ものでした。
ですが、普段の生活に戻り、その感動も忘れ去れたころ、しみじみと思い出されるのは、美しい樹氷と白くたおやかな洞爺湖の景色。
そして未だに強く脳に刻まれているのは…雪そのもの。私の住む名古屋でも毎年雪は降るので珍しいものではないのですが、北海道で見たそれは全くの別物でした。
それは「ダイヤモンドダスト」と呼ばれる氷の結晶の雪のコラボ
大気中をキラキラと舞い、地表に落ちてもその姿を留めていて、ブーツでそれを踏んでしまうのを戸惑ってしまうぐらいその形はかわいらしく素敵なものでした。
また時期とその年の環境に左右されますが、流氷は圧巻でした!
いる筈もないペンギンをつい探してしまいました^^;
人間の手により計算された美しさを演出するオブジェも魅力的ですが、大自然が醸し出す神秘的で光景、圧倒的な迫力には、人間の尊厳、魂のに響くような感動が得られます。
せっかく北海道へ訪れるのでしたら、この季節で味わえない北海道の自然を肌で感じてみてください。
札幌は雪まつり中、マイナス7℃前後ですが、道内ではマイナス20℃近くまで下がり、寒さの次元が違います。
筆者が訪問した時は-17℃でしたが、外を歩くと冷気がダウンジャケットを貫通してくるイメージです。
寒さの厳しい地域に人達の苦労を肌で感じながら、感動的な景色に触れることは非日常的で神聖な体験でした。
以上、今回は、2024年のさっぽろ雪まつりはいつからいつまでか、開催日程や見どころなどについてご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。
今回は、本通会場の見どころを中心にご紹介しましたが、すすきの会場、つどーむ会場にもまだまだたくさんの魅力があります。
また2024年の開催が近づけば公式サイトでも情報公開されますので、それらも参考にして、行かれる前にある程度の予備知識で武装した方が、向こうに行ってから失敗することもありません。
さっぽろ雪まつり2024の計画づくりに、この記事がお役に立てれば幸いです。
初めまして。たけしと申します。
会場情報、非常に参考になりました。
さて、雪まつりの日程が公式サイトと異なっております。
ご確認頂けますと幸いです。
ご指摘ありがとうございました。
修正しました。
日程発表前の予測のままでした^^;