皆さんもご承知の通り、「敬老の日」は国民の休日として定められています。
法律では、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」
とされています。
2018年9月23日(日)も、国民の休日である「秋分の日」なので、
もし、有給休暇が取得できるとすれば、
長期のお休みが取れることになりますね。
土曜日がお休みの方は、3連休確定!
9月15日(土)~9月17日(月)の3日間
上手く有給休暇が取れれば、
9月15日(土)~9月24日(月)の10日間!
10連休も夢ではありません?^^;
今すぐカレンダーを確認し、早めにスケジュールを調整して、
バカンスのプランニングをしましょう!
敬老の日ですから、
日頃は離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんに会いに行ったり、
みんなで旅行やお食事に出かけるというのもいいですね。
敬老の日の由来は「なんと地域発祥」
実は、敬老の日は、昔は「国民の休日」ではありませんでした。
また、国が主導して定めた訳でもありません。
元々は、毎年9月15日に兵庫県多可郡で開催されていた、
高齢者に感謝するイベント「としよりの日」が由来とされています。
9月15日という日となった背景には、
農作業も落ち着く時期であり、
秋晴れが続き、
他のイベントなどとも適度に間隔が開いていることがあると言われています。
このイベントが、1950年からは兵庫県全体で開催されるようになり、
その後、徐々に全国へ広がっていきました。
そして、1965年に「こどもの日」「成人の日」とともに、
高齢者を敬う日として「敬老の日」として法定化され、国民の休日となりました。
元々はローカルな行事がであったものが全国版になったなんて、
何ともほのぼのとした由来ですね。
「敬老」のお祝いの対象になるのは?
それでは「敬老」の「老」の範囲はどうなるのでしょうか。
2018年現在、世界保健機関(WHO)では、
65歳以上の人のことを「高齢者」と定義しています。
これに合わせて、日本の福祉関係の法律等においても、
65歳以上の人を高齢者と定義しています。
とは言っても、最近では65歳の方でも、
身体も、心も若い方がたくさんおられるので、
年齢だけで一概に高齢者と区分するのは現実的ではありません。
また、「年寄り」と十把一からげにされることに対して、
著しく心理的な抵抗を感じる方も少なくありません。
そこで、「敬老の日」を、「おじいちゃん、おばあちゃんに
日頃の感謝を伝え、労をねぎらう日」と定義付ければ、
すんなりと受け入れてもらえるのではないでしょうか。
一方で、40代でも既にお孫さんがいて、
祖父母になるという方もいらっしゃいます。
可愛いお孫さんからの「ありがとう」の一言が、
「敬老の日」に優しく花を添えることになるでしょう。
敬老の日のお出かけ リサーチしておくべきポイント
お花や衣服などの贈り物をお渡しするのもいいですが、
おじいちゃん・おばあちゃんを囲んで、
家族団らんで過ごす「敬老の日」が何よりではないでしょうか。
最近では、多くの施設のバリアフリー化が進んでおり、
車いすなどでも移動しやすく、
高齢者などが行動しやすいように配慮されているところが増えてきています。
おじいちゃんやおばあちゃんとお出かけする時は、
場所や目的に加えて、バリアフリーの状況などをチェックすることが必要です。
付き添いや車いすなどを必要とするのか。
疲れない範囲はどれくらいなのか。
近くに、広く使い勝手のいいトイレはあるのか。
休憩できる場所はあるか。
高い段差や勾配のきついスロープなどはないか。
細かいところまで確認しておくようにしましょう。
そこで、喜んで頂けそうな企画を2つ提案します。
「掘りごたつのある老舗の日本料理店での豪華なランチ」、
「車いすのまま入浴できる温泉がある有名旅館に1泊」です。
自家用車での移動が可能な場合は何の問題もありませんが、
車いすでの乗車を必要とする場合は、
介護保険適用外にはなりますが、
介護用車両のタクシーもあります。
チェックしてみてくださいね。
以上、今回は、敬老の日の由来や過ごし方などについてご紹介しました。
いかがでしょうか。
参考になりましたでしょうか。
2018年現在、日本の平均寿命は男女ともに80歳を越えています。
日頃はお世話になってありがとう!
いつまでも元気で長寿を全うしてほしい!
そんな気持ちを胸に、
「敬老の日」を家族そろって穏やかに過ごされてはいかがでしょうか。
この記事が、少しでも参考になれば幸いです。
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