大文字送り火2023日程はいつ?五山の点火時間は何時から?

大文字送り火2023日程から見どころまで

季節を問わず、趣のある行事が数多く催される京都ですが、古都の夏を代表する風物詩と言えば…京都五山の送り火を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
葵祭や祇園祭、時代祭と並んで、「京の四大行事」に数えられています。

大文字送り火は、毎年TVなどで中継されるので、ご存知の方も少なくないでしょう。
特に、お盆の最終日に行われる大文字送り火は、「五山の送り火」と呼ばれ、古都京都の山々に、炎の文字がくっきりと浮かび上がります。

大文字送り火2023年はいつなの?

とても風情がありますよね。今からとても楽しみにしています。
名前だけは聞いたことがあるけど、詳しいことはあまり知らない、そんな方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は、2023年の「大文字送り火」について、日程や見どころなどをご紹介します。
是非参考にしてくださいね^^



 

大文字の送り火とは…

古都の夏の夜空を焦がす大文字の送り火は、お盆の時期に開催されるということもあって、暑い京都の夏のフィナーレを飾る風物詩の一つです。
この非日常的な風景を一目観ようと日本全国から、また、最近では海外からも、たくさんの観光客が訪れます。その数はナント10万人を超えるとか!

五山の送り火は、お盆に戻ってこられたご先祖様の精霊を、再び冥府にお送りするという意味を持っていますが、松明の火を空に投げ上げて、虚空を行く例を見送るという風習が始まりだと言われています。

大文字の送り火の由来

 

 

大文字の送り火2023 日程と見どころ

2023年の日程は、8月16日(日)です。

現在、正式な日程は発表されたおりませんので上記は予想となりますが、例年、大文字の送り火は8月16日に催しされております。

2022年8月16日(火)
2021年8月16日(月)
2020年8月16日(日)
2019年8月16日(金)
2018年8月16日(木)

また、2023年は2015年と暦も重なる為、まず間違いはないでしょう。

大文字送り火は五山の送り火とも言われていますが、文字通り、次の5か所で開催されます。

大文字:東山如意ヶ嶽

 

妙、法:松ヶ崎西山、東山

 

舟形 :西加茂船山

 

左大文字:金閣寺大北山

 

鳥居形:嵯峨曼茶羅山

 

 

点火のタイミングはいつ?何時から?

点火は、20時に大文字(東山如意ヶ嶽)を皮切りに始まります。大きな大の字が、京都の東にくっきりと浮かびます。
最初に点火される大の字は、別名「右大文字」と呼ばれ、最もよく知られています。

大文字(東山如意ヶ嶽)が一番早く20時からになります。

点火と同時に、京都市内の電飾などが一斉に消灯されす。炎の文字を一層鮮やかに見せるための配慮なんですね。
続いて、松ヶ崎西山の「妙」と松ヶ崎東山の「法」が点火されます。点火時間は20時05分です。

次に西加茂船山の「舟形」が20時10分に、金閣寺大北山の「左大文字」が20時15分に、そして、最後に20時20分に、嵯峨曼茶羅山の「鳥居形」が点火されます。



 

大文字送り火の見どころは?

大文字焼きの最大の魅力といえば、やはり炎で描かれる迫力ある文字ですよね!
それぞれの文字に特徴があるのも見どころです。

右大文字は、美しい細長に描かれているので、女性型と呼ばれています。
同じ「大」の文字でも、左大文字の形と比較すると、違いがはっきり認識できると思います。

妙と法は二つで一対になっています。
よく見ると、妙と法では書体が異なっています。是非着目してくださいね。

舟形は、文字通り、山に船の形が浮かび上がります。
この船は「精霊船」と呼ばれていますが、船の先は西方浄土を向いていると言われています。

左大文字は右大文字とは対照的に、太くたくましく描かれているので、男型とも呼ばれています。

最後の鳥居形は、その名の通り鳥居の形が浮かび上がります。
五山の送り火の中で、最も美しく、勇ましいフォルムをしています。ただ、一番低い場所で点火されることから、京都市内から観賞するのはとても困難です。

 

 

鑑賞におすすめスポットは?

スポット1

京都市内を見渡すことができる、船岡山公園が人気スポットの一つになっています。

鳥居形以外の4つの送り火を観賞することができます。
最も人気があるスポットなので混雑するのは必至です。早めの場所取りが不可欠になります。
住所:北区紫野北船岡町42他

 

スポット2

京都駅ビルからは五山の送り火を全て観ることができます。
ただし、事前に応募する必要があり、観賞券がないと入場できません。注意してくださいね。

<鑑賞券申込>
応募期間:2023年7月5日(日)~7月15日(水) 昨年実績より
WEBサイトからの申込になります→第23回五山送り火鑑賞会

ご招待の定員(鑑賞券の発送)は、応募空中経路200組(400名)大空広場150組(300名) ※申込は無料です。

 

スポット3

京都市内のホテルやレストランからも観賞できます。
ゆっくりと食事を味わいながら、古都の風情を楽しめるなんて、とても贅沢ですよね。

 

スポット4

鳥居形を観るのにおススメのスポットが渡月橋です。しかし、とても人気の場所なので、想像を絶する混雑が予想されます。
そこで、人込みを避けて観賞したい方は、清涼寺の北側周辺がいいと思います。

 
こんな感じに観ることができますよ。

やはり大文字焼きの魅力といえば、炎で描かれる文字ですね!
出典:京都五山送り火 大文字・舟形・法・左大文字・鳥居形

 

 

大文字送り火2023まとめ

五山の送り火は大切なご先祖様の霊を冥府にお送りするための行事です。
改めて、そんな思いを持って観賞すると、一味違った観方ができるのではないでしょうか。

神秘的で美しく燃え立つ炎を通して、あの世とこの世が繋がっている、そんな感覚を持つことができるかもしれません。

暑い古都京都の夏の終わりを飾る五山の送り火。2023年は旅行の計画の一つに選ばれてはいかがでしょうか。
この記事が、少しでもお役に立てれば幸いです。

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