通信制限いつまで ソフトバンク/au/docomo
日常生活において、なくてはならない存在であるスマートフォン。
通話には使わなくても、メールやLINE、動画や音楽、ネットサーフィンなど
毎日何かしらの目的でスマホを触っている、という方は多いでしょう。
そんな便利なスマホですが、毎月心配で気になってしまうのが通信制限。
毎月使えるデータ使用量を超えたら、通信速度が落ちてしまうという
不便なアレです。
毎月、データ使用量を超えないように気を付けて使っていても、
月末頃になると超えてしまったり、また面白い動画に夢中になっていたら
あっという間に超えてしまっていた、とか色々ありますよね。
![通信制限いつまで ソフトバンク au docomo 毎月使えるデータ使用量を超えたら通信速度が落ちてしまうという](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
でも、制限されてしまったものは仕方ないですが、されたらされたで、
遅いままでは困りますから、できれば早めに解除してほしいものです。
若しくは、早めには無理にしても、制限をされる条件や、
いつまで通信制限がされるのか、目安としては知っておきたいとも思いますよね。
そこで、今回はスマホの通信制限がいつまでなのか、
ソフトバンク、au、docomoそれぞれの条件と制限実施期間を調べてみました。
合せて、通信制限の経緯や、制限の種類なども調べましたので、
スマホを快適に使い続けるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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スマホの容量制限や通信制限はなぜ始まったの?
スマートフォンが登場してから暫く経ちますが、思い起こすと、
容量制限や通信制限って最初は無かったような気がしますよね?
調べてみたところ、確かに、3Gの携帯電話やスマホの時代はやはり
「月に使える通信量の上限は〇GBまで」というような概念は無かったようで、
(パケット料金の従量制はありましたが)
高速通信LTE(3.9G)に対応するようになってから、月〇GBまで、
というような容量制限が設けられるようになりました。
これは、LTEになったことと、スマホやタブレットの性能が進化して、
高画質で容量の大きい動画やゲーム、アプリのダウンロード、
大容量なファイルのやりとりなど様々なものが楽しめるようになった半面、
ユーザーがこれらを利用しすぎるとトラフィックを圧迫しかねません。
そこでまず携帯電話会社各社が月7GBの容量制限を設け、
これを超えたら通信速度を低速化する…
というのが通信制限をかけたのがはじまりです。
![スマホの容量制限や通信制限はなぜ始まったの? 高速通信LTE(3.9G)に対応するようになってから](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
しかし、誰もが毎月7GBの通信量を使うわけではないですよね。
そんなに使わないという人も居れば、もっと使う!足りない!
という人もいるわけです。
そこで、総務省がデータ通信価格を引き下げ、
容量をもっと細かくユーザーが選べるように、各社に求めたことで
現在のような2GBから30GBの幅広いプランが用意されるようになりました。
でも、沢山使いたいからと毎月大きな通信量のプランを契約していても、
ある日突然スマホが遅くなることもありますよね?
それは通信制限がかかる条件が月間のデータ通信量超えだけではないからです。
詳しくは次項で説明します。
通信制限にも色々種類がある
通信制限と聞くと、全部同じな気がしますが、
実は通信制限をされる原因や条件には大きく分けて3種類あります。
![通信制限にも色々種類がある 月間データ通信量/3日間1GB制限/その他通信速度の制御](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
1)月間データ通信量
各社、2GB~30GB程度の月間データ通信量が設定されていますが
(MVNOだと1GBの安価なプランもあります)
これらの通信量の上限を超えると、通信速度が128kbpsに制限され、
月末や締日までそのまま…という通信制限です。
この制限は、容量を超えたらすぐに適用されます。
2)3日間1GB制限
3日間のデータ通信量が1GBを超えた場合、通信速度を制限する、
という通信制限です。
一度に多く使ったらアウト!という感じの制限ですね。
ちなみに、月間データ通信量は追加課金すれば解除が可能なことが多いですが、
この3日間1GB制限は課金でも解除不可能です。
ただし、この通信制限は現在は各社によって対応が違うんです。
ソフトバンクは契約プランによって制限があるものと無いものがあり、
auは3日で6GBに緩和されています。docomoは制限を廃止しています。
3)その他通信速度の制御
ソフトバンクは、月間データ通信量や3日間1GBの他にも、
パケット定額サービスで一定期間に大量の通信をする人に対しての
通信速度の制御の種類があります。
契約している料金プランによって実施条件や実施期間は様々です。
docomoでも、契約によっては直近3日間のデータ通信量が約300万パケット以上で
速度制限、という通信制限があります。(詳細は次項に書きます)
ソフトバンク、au、docomoの通信制限はいつまで?
![ソフトバンク、au、docomoの通信制限はいつまで? 契約によって条件の違う通信速度の制御](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ソフトバンクの通信制限
ソフトバンクの通信制限には、月間データ通信量を超えた場合の制限と、
契約によって条件の違う通信速度の制御があります。
まず、月間データ通信量を超えた場合の通信制限は、
利用した請求月末(締日)までで、翌請求月の開始日には自動解除されます。
ソフトバンクの締日は「末日」「10日」「20日」の3通りありますが
たとえば締日が10日の人なら、低速化した日が5/1~5/10なら、
制限が解除され通常速度に戻る日はるのは5/11、
低速化した日が5/11~5/31なら、通常速度に戻るのは6/11、という具合です。
公式サイトに、各締日と通信制限の期間と解除日が詳しく書かれていますので、
ご自身の締日と合わせてチェックしてみてくださいね。
![ソフトバンクの通信制限には月間データ通信量を超えた場合の制限](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
契約によって条件の違う通信速度の制御
これは4G/4G LTEパケット定額サービスと、
3G パケット定額サービス契約でかけられるもので、
契約プランによって色々違います。
4Gの場合は当日は含まない直近3日間のデータ通信量が約1GB以上だと
制限がかけられ、通信制限の実施期間は当日午前6時から翌日午前6時まで。
3G パケット定額の場合は、データ定額パック(3Gスマホ)なら直近3日間の
データ通信量が約1GB以上で制限実施、通信制限の実施期間は
当日午前6時から翌日午前6時まで。
データ定額パック(3Gケータイ)、PCサイトブラウザ、パケットし放題フラット、
データし放題だと、制限実施条件のデータ量は違いますが、
通信制限の実施期間は当月1か月間となっています。
ただし、データし放題がサブ回線なら、
制限期間は当日午後9時から翌日午前2時までです。
制限実施条件と契約プランとの関係は、公式サイトに詳しく載っていますので、
チェックしてみてくださいね。
auの通信制限
auでは、月間データ通信量を超えた場合と、
3日で6GB以上使った場合の、通信制限が設けられています。
月間データ量の制限のほうは、通信制限をされてから、同月末まで、
通信速度の制限が実施され、翌月1日に自動解除されます。
ちなみに、制限はデータ通信量の上限に達した翌日の13時以降から始まりますが、
制限の解除は「順次」となっているので、
何時に解除というのははっきりは分らなそうです。
3日で3GBまたは6GB以上使った場合の通信制限については、
たとえばauのLTEプランに…
「ネットワーク混雑回避のために、直近3日間(当日を除く)に、ご利用の通信量が合計で6GB以上の場合、通信速度を終日制限させていただく場合があります。制限速度は混雑状況に応じて変動します。(残データ容量に関わらず制限の対象となります)」
という記述があるのですが、これは具体的に言うと、
「直近の3日間の合計通信量=6GB未満」になるまで通信制限がかかるということです。
※参考(au/LTEプラン)
http://www.au.kddi.com/mobile/charge/basic-charge/lte/#lte_flat_v
docomoの通信制限
docomoでは、月間データ通信量を超えた場合と、契約によっては
直近3日間のデータ通信量によって実施される通信制限があります。
月額データ通信量で制限された場合は、
同月末まで制限され、翌月1日午前0時以降に自動的に解除されます。
![docomoの通信制限](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
直近3日間のデータ通信量での通信制限は、
Xi契約でXi端末を利用している場合は制限がありませんが、
Xi契約でFOMA端末を利用している場合と、FOMA契約をしている場合は、
直近3日間のデータ通信量が約300万パケットを超えると通信制限が実施されます。
制限がいつまでかというと、
「直近3日間のデータ通信量が約300万パケット未満になったとき」に解除されます。
通信制限をすぐに解除したい場合は?
直近3日間など短期間で大容量のデータ通信を行って通信制限をされた場合は、
大人しく解除を待つしかないのですが、月額通信量を超えてしまった場合は、
大抵は追加課金で制限を解除することができます。
データ通信量のチャージ、というやつですね。
![通信制限をすぐに解除したい場合は? 追加課金で制限を解除することができます。](https://xn--n8jau3hcs4n9c.com/wp/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
制限されたのが月末付近なら、仕方ないから遅いままで2~3日我慢するか…
と諦める事も出来るかもしれませんが翌月の制限解除までまだ2週間もあるよ~!
なんてタイミングで通信制限をされたら、困りますし、ストレスも溜まりますよね。
その場合は、必要な分だけ追加するのも手だと思います。
各社で追加の料金や容量は違いますが、
だいたい、1GB追加チャージで1,000円くらいです。
以上、通信制限について、始まった経緯や種類、ソフトバンク・au・docomo
それぞれの通信制限の条件や制限の期間、解除方法などのご紹介でした。
どれくらい使えば制限されるとかの条件や、制限期間や解除日についてなど、
通信制限をされないように気をつけたり、された場合に今追加チャージをするか、
しないで少し我慢するかの判断の基準にするためになど、
お役立て頂ければと思います。
ついつい便利で毎日長時間スマホを使ってしまうとか、
延々動画を見たりゲームで遊んでしまうという方は多いと思いますが、
ちょっと使いすぎたかな~?と思ったら、その都度小まめに、
今月使った通信量をチェックしたりして気を付けることも、
制限を回避するには必要なことかもしれませんね。
また、使える場所に居る時はWi-Fiを活用する、
なんてのもデータ通信量の節約に役立ちますよ。
この記事が、月末まで通信制限を受けずに快適にスマホを使うための、
また制限された場合の判断の参考として、お役にたてれば幸いです。
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